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2021/04/07

米スターウッド、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人をTOBで非上場化

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米投資会社のスターウッド・キャピタル・グループは7日、国内不動産投資信託(REIT)のインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の全発行済み投資口の取得を目的にTOB(株式公開買い付け)を始めた。買付代金は最大約1665億円。スターウッドは新型コロナウイルス感染拡大が招いたオフィス需要に対する需要動向の構造的混乱などを踏まえ、非上場化することで長期的な価値向上に向けた資本投資施策を実行できるとしている。インベスコは後日、TOBに賛成か反対かなどの意見を公表することにしている。

TOB主体はスターウッド傘下の101投資事業有限責任組合(東京都港区)など5者。インベストに対する買付価格は投資口1口につき2万円。スターウッドがTOB実施を公表した4月2日の終値に対して13.31%のプレミアムを加えた。買付予定数は827万8571口。買付予定数の下限は534万4355口で、公開買付者の既保有分と合わせて所有割合3分の2超となる。

買付期間は4月7日~5月24日。公開買付代理人は三田証券(復代理人はマネックス証券)。決済の開始日は5月31日。

インベスト・オフィス・ジェイリート投資法人は米インベスコ・グループがスポンサーで、都内を地盤にオフィスビルを中心に投資物件を持つ。東証REIT市場への上場は2014年。