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M&Aトピックス
- 2022/09/14
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SBIホールディングス<8473>、住宅ローン事業のアルヒ<7198>をTOBで子会社化
SBIホールディングスは14日、住宅ローン事業のアルヒに対して子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。51%の株式取得を目指しており、買付代金は262億9500万円。昨年、子会社化した新生銀行との連携などを通じて、住宅ローン事業の拡大につなげる。TOB成立後も、アルヒの東証プライム市場への上場は維持される。同社はTOBに賛同を表明している。
TOB主体はSBIグループにおけるノンバンク分野の中間持ち株会社であるSBIノンバンクホールディングス(東京都港区)。買付価格は1株につき1500円で、TOB公表前日の終値1026円に46.2%のプレミアムを加えた。
買付予定数は1753万600株、下限は1115万6300株。SBIホールディングスの保有分2.6%(94万300株)と合わせ、買付予定数が51%、下限が33.4%となる水準にそれぞれ設定した。買付期間は9月15日~10月31日。決済の開始日は11月8日。公開買付代理人はSBI証券。
アルヒは2014年に、住宅ローン事業を営むSBIモーゲージの買収を目的に米国投資ファンドのカーライル・グループが設立したCSMホールディングスを前身とする。2015年にCSMはアルヒグループに、SBIモーゲージはアルヒ(旧アルヒ)にそれぞれ社名を変更。2017年にアルヒグループが旧アルヒを吸収合併し、現アルヒとなった。同年、東証1部(現プライム市場)に上場した。