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M&Aトピックス
- 2022/09/30
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住友林業<1911>、住宅メーカー向けにコンポーネント事業を展開する米国Structuralを子会社化
住友林業は、住宅メーカー向けにコンポーネント製品製造事業を展開するStructuralグループ4社を傘下に抱える持ち株会社の米国Structural HoldCo, LLC(メリーランド州)の持ち分70%を取得し、子会社化することを決めた。ワシントンD.C.近郊で住宅のトラス(部材が三角形に組まれた構造)や壁パネルなどのコンポーネント製造事業に参入する。取得価額は約36億円。取得予定日は2022年10月1日。
Structuralグループはペンシルベニア州とメリーランド州の州境に本社工場を構え、ワシントンD.C.都市部へのアクセスに優れる。
米国の建設業界では労働力不足や労務費の高騰、工期長期化が深刻で、住宅建設時の施工合理化や工期短縮が課題となっている。住友林業は米国内のグループ工場で製造したパネルやトラスなどのコンポーネントを邸別に配送し現場で組み立てることで工数削減するといった取り組みを進めている。