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M&Aトピックス
- 2022/12/06
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ティーケーピー<3479>、レンタルオフィス子会社の日本リージャスホールディングスを三菱地所<8802>に譲渡
ティーケーピーはレンタルオフィス事業を手がける子会社の日本リージャスホールディングス(東京都新宿区。売上高175億円、営業利益9億2300万円、純資産39億9000万円)の全株式を、三菱地所に譲渡することを決めた。グループにおける経営資源の最適配分の一環。ティーケーピーは2019年5月に日本リージャスを買収したが、新型コロナ禍が主力の貸会議室事業を直撃する中で、重荷になっていた。譲渡価額は企業価値381億円に財務的調整を行ったうえで確定する予定。譲渡予定日は2023年2月1日。
ティーケーピーは日本リージャスの株式売却に伴い、2023年2月期決算に49億6700万円の特別損失(子会社株式譲渡損と事業整理損)を計上する。
日本リージャスは「Regus」「Open Office」「SPACES」などのブランドでレンタルオフィス事業を展開する。元々はレンタルオフィスの世界的企業スイスIWGの傘下企業で、日本では1998年で事業を始めた。ティーケーピーは2019年に400億円超を投じて日本リージャスを子会社し、レンタルオフィス、コワーキングスペース(共用オフィス)に本格進出した。
ティーケーピーは貸会議室の最大手。料飲、ケータリング、宿泊などの派生サービスも幅広く手がける。