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M&Aトピックス
- 2022/12/08
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大和ハウス工業<1925>、24ホテルを運営する子会社の大和リゾートを恵比寿リゾートに譲渡
大和ハウス工業は、ホテルなどのリゾート施設運営・管理を手がける子会社の大和リゾート(東京都千代田区。売上高188億円、営業利益△75億3000万円、純資産48億5000万円)の全株式を、不動産信託会社の恵比寿リゾート(東京都港区)に譲渡することを決めた。グループ事業の再構築の一環。大和リゾートは全国24カ所でホテルを運営しているが、施設の老朽化やホテル業界を取り巻く環境の変化に直面していたところに新型コロナ禍の影響が加わり、今後の成長シナリオを描きづらい状況にあった。譲渡価額は556億円(ただし、株式譲渡のほか、債権譲渡、固定資産譲渡を含む)。譲渡予定日は2023年4月3日。
大和リゾートは1973年に設立。大和ハウスの委託により運営していたホテル事業を2007年に承継し、「Active Resorts」「Royal Hotel」「Hotel&Resorts」などのブランドで全国展開している。大和リゾートは現在、運営する24ホテルのうち23ホテルを自社所有する。残る1ホテルの「ロイトン札幌」(札幌市)は大和ハウスが所有するが、今回、同ホテルの建物・土地などを信託受益権化して恵比寿リゾートに譲渡する。
譲渡先の恵比寿リゾートは、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ(東京都渋谷区)をアセットマネージャーとして資産運用を委託している。