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2023/07/06

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>、空港グランドハンドリング事業のFMGなど2社を子会社化

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ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは傘下企業を通じて、空港内でのグランドハンドリング(地上支援業務)事業を手がけるFMG(千葉県成田市。売上高42億4000万円、営業利益7億2400万円、純資産6億2700万円)と、fmg(同。売上高15億8000万円、営業利益2億9100万円、純資産2億100万円)の両社の全株式を取得し、子会社化することを決めた。空港および周辺領域における事業規模の拡大につなげる狙い。取得価額は合計約77億円。取得予定日は2023年7月31日。

FMGグループは成田や羽田、関空などの主要空港で、カウンターでのチェックインや出発ゲートでのアナウンスといった旅客業務、航空機整備業務、ラウンジ運営業務、機内に搭載する貨物・手荷物の搭載位置や搭載量の管理業務などを主力とする。

一方、ヒト・コミュニケーションズは主要空港内で物販、飲食、ラウンジ運営、富裕層向けリムジンバスサービス、バスターミナルでの案内業務などを手がける。旅客業務・航空機整備業務を一括受託できるFMGグループを取り込むことで、空港とその周辺の業務領域でトータルなサービス提供が行えると判断した。FMG、fmgは兄弟会社。