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M&Aトピックス
- 2023/07/14
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北川鉄工所<6317>、半導体研磨材輸入販売のケメット・ジャパンとHDD部品製造装置メーカーのシステム精工を子会社化
北川鉄工所は、半導体研磨材の輸入販売を手がけるケメット・ジャパン(千葉市。売上高9億7100万円)、HDD(外部記憶装置)用部品の製造装置メーカーであるシステム精工(新潟県長岡市。売上高29億7000万円)の2社の全株式を取得し、子会社化することを決めた。半導体など成長分野への参入が狙い。ケメット・ジャパン、システム精工の両社はKJホールディングス(東京都目黒区)の傘下企業。取得価額は非公表。取得予定日は2023年7月31日。
ケメット・ジャパンは半導体研磨材製造の英国ケメットの日本総販売代理店として2002年に設立。一方、システム精工は1978年設立で、HDDに使われる磁気ディスクの製造装置を主力製品とする。ケメットは2014年にシステム精工を買収。これに伴い、ケメットとシステム精工は半導体研磨プロセスの開発を研磨材から装置まで一括して受託する協業関係を確立した。
ケメットグループは2020年に持ち株会社制に移行し、KJホールディングスを発足。傘下にはケメット、システム精工をはじめ子会社10社を抱える。