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2023/08/31

エル・ティー・エス<6560>、業務用ソフトウエア開発のHCSホールディングス<4200>をTOBで子会社化

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エル・ティー・エスは31日、業務用ソフトウエア開発のHCSホールディングスに対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。IT人材の獲得などを通じて市場拡大が続くDX(デジタルトランスフォーメーション)領域の事業・サービス強化に結び付ける。買付代金は最大51億2000万円。HCSはTOBに賛同している。

HCS株の買付価格は1株につき1800円で、TOB公表前日の終値964円に86.72%のプレミアムを加えた。買付予定数は299万5500株。下限は所有割合66.67%にあたる199万7000株。HCS前会長で取締役の宮本公氏と同氏の資産管理会社などの3者は保有するすべての株式19.25%についてTOBに応募する予定。

買付期間は9月1日~10月16日の30営業日。決済の開始日は10月23日。公開買付代理人はみずほ証券。

HCSは1970年に大手ミシンメーカー、リッカー(1984年に経営破綻)の電算部門を母体に日比谷電算センターとして設立。1973年に日比谷コンピュータシステムに社名を変更。2016年に現在の持ち株会社に移行した。2021年に東証ジャスダックに上場(2022年4月に東証スタンダードに移行)。