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M&Aトピックス
- 2025/02/12
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富士通<6702>、電池製造子会社のFDK<6955>を台湾の電子部品メーカーSILITECH TECHNOLOGYに譲渡
富士通は、デジタル技術とデータを駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)企業への変革を進める中で、FDKの電池・電子事業を非中核事業と位置付け、売却先を探していた。譲渡先のSILITECH TECHNOLOGY CORPORATIONは、台湾電子部品大手のPSAグループの傘下企業。SILITECHは、TOB(株式公開買い付け)を通じて富士通が保有する約59%のうち45%を取得し、FDKを持ち分法適用関連会社とする。中華圏やその他アジア、欧米での販売チャンネルを活用し、FDKの新規顧客獲得を支援する。また、調達・製造分野の効率改善や、電池と電子製品を組み合わせたモジュールユニットの開発などでの相乗効果を見込む。
SILITECHによる買付代金は約67億5400万円。買付価格は1株につき435円。TOB公表前営業日の終値640円に対して32.03%のディスカウントとなる。TOB終了後もFDKの東証スタンダード市場への上場は維持される。
買付予定数は1552万7400株(所有割合45.00%)で、上限・下限ともに同数。富士通以外の少数株主の応募は想定していない。買付期間は2025年2月13日から3月13日までの20営業日。決済の開始日は3月21日。公開買付代理人はSBI証券。
FDKはTOBに賛同の意見を表明するとともに、応募するか否かについては株主の判断に委ねるとしている。