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M&Aトピックス
- 2018/12/26
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オリンパス、約300億円で操業停止中の中国孫会社Olympus (Shenzhen) Industrialを譲渡
オリンパス【7733】は、連結子会社であるOlympus (China) Co., Ltd.の保有する中国・深圳市にあるオリンパスの中国現地法人Olympus (Shenzhen) Industrial Ltd.(以下「OSZ」)の持分全部をShenzhen YL Technology Co.,Ltd.(以下「YL」)に対して譲渡することを発表した。譲渡価額は、約300億円。
YLは、中国・深圳市に本社を構え、ソフトウェア技術の開発及び販売、ソフトウェア技術のコンサルティング、コンピュータシステムインテグレーション等を行っている。
オリンパスは、デジタルカメラ関連製品の生産をOlympus Vietnam Co., Ltd.に集約することとし、2018年5月7日付でOSZの操業を停止した。
オリンパスは、OSZ の在り方について検討してきたが、今回、YLに対してOSZの持分全部を譲渡することに至った。
譲渡対象である連結子会社(孫会社)の概要
(1)名称 Olympus (Shenzhen) Industrial Ltd.
(2)所在地No.1, Kejibei 2nd Road., North Hi-Tech Industrial Park,Nanshan District, Shenzhen, Guangdong Province, 518057 P.R.C.
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 小松 亨
(4)事業内容 デジタルカメラおよびデジタルカメラ用レンズユニットの製造
(5)資本金 70,100,000USドル
(6)設立年月日 1991年12月4日