M&Aトピックス

2020/03/06

東京海上HDグループ、再生可能エネルギー事業に関するリスクに特化した保険総代理店GCubeを買収

情報元サイト

東京海上ホールディングス【8766】は、東京海上HDグループである米国 HCC Insurance Holdings, Inc.（以下「TMHCC」）を通じて、保険総代理店GCubeを買収することを発表した。

東京海上HDグループは、保険事業を通じてサステナブルな未来づくりを推進している。

TMHCCは、高度なアンダーライティング力等の強みを発揮できるスペシャルティ保険分野に特化し、相互に相関性が低い様々なスペシャルティ保険の引き受けを米国・メキシコ・英国・欧州に展開する保険グループである。

GCubeは、気候変動対応の観点で大きな脚光を浴び、今後全世界にて供給の急拡大が想定される再生可能エネルギー事業（風力、太陽光、水力発電等）に関するリスクに特化した保険引き受けを行う保険総代理店であり、米国、欧州を中心として、オーストラリア、南アフリカ、アジアなど、世界各地における再生可能エネルギー事業分野の保険を引き受けているリーディングプレイヤーである。

東京海上HDは、再生可能エネルギー事業分野の保険に関する高度なアンダーライティング力・リスク評価力・損害サービス対応力等の事業基盤を獲得し、当該分野の成長を支援しながら、更なる収益拡大を目指すため、今回の買収に至った。

GCubeの概要
(1)設立　1987年
(2)所在地　本社英国ロンドン、その他オランダ・アムステルダム、米国ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州ニューポートビーチ等
(3)事業内容　再生可能エネルギー事業に関するリスクに特化した保険総代理店
(4)取扱保険料　約1億3200万ドル
(5)保険商品　発電施設を建設する際の建設保険、資材輸送時の貨物保険、施設完成後の財産保険、事業者の一般賠償責任保険等