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M&Aトピックス
- 2023/03/07
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ANAホールディングス<9202>、日本郵船<9101>傘下の日本貨物航空を子会社化へ
ANAホールディングスは7日、日本郵船傘下で国際航空貨物事業を手がける日本貨物航空(NCA、東京都港区。売上高1890億円、営業利益744億円、純資産△587億円)の全株式を取得し、子会社化することで基本合意したと発表した。将来的にANAグループの貨物事業会社であるANA Cargo(東京都港区)と統合・再編することで、サプライチェーン(供給網)の高度化に対応した高品質・競争力のある航空貨物輸送サービスの提供を目指す。取得価額は未確定。取得予定日は2023年10月1日または両社が別途合意した日。
NCAは1978年に日本郵船など海運4社と全日本空輸(現ANAホールディングス)が共同出資して設立した国際航空貨物専門会社。日本郵船は2005年にNCAを連結子会社化した後、2010年に完全子会社化した。ANAホールディングスはこの間、航空機整備部門における業務協力、両社運航便での共同運航(コードシェア)や連帯運送などに関し、NCAと相互に協力関係にある。