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2023/11/08

セガサミーホールディングス<6460>、オンラインカジノ・スポーツベッティング関連の英領バミューダGANを子会社化

情報元サイト

セガサミーホールディングスは傘下企業を通じて、オンラインカジノ・スポーツベッティング関連事業を手がけるGAN Limited(英領バミューダ諸島。売上高212億円、営業利益△289億円、純資産31億2000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。オンラインカジノを中心に米国でのゲーミング事業の拡大につなげる。取得価額は約161億5000万円。2014年10~12月中の取得完了を見込む。

オンラインカジノはネット上でルーレットやスロットなどのカジノゲームが楽しめる。一方、スポーツベッティングは試合結果を予想して賭ける。

オンラインカジノに関し、米国では合法化州が6州にとどまるが、全米各地で解禁に向けた議論が進んでおり、合法化のタイミングに合わせて市場参入できれば、有望な事業機会になると判断している。

GANは2019年に設立。主に米国を対象に、利用者データ(操作履歴など)を統合的に管理するプレーヤーアカウントマネジメントシステム(PAM)、オンラインカジノ運営の核となるカジノコンテンツを集約したサーバー製品・サービスなどを提供している。また、2021年から欧州や南米でBtoC(企業・消費者間)オンラインゲーミング事業を始めた。

セガサミーはこれまで北米のランドカジノ(実店舗のカジノ)向けにゲーミング機器・コンテンツを提供してきた実績を持つ。オンラインをベースとするGANの顧客基盤・コンテンツとの連携を進め、ゲーミング事業全体の拡大につなげる。