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M&Aトピックス
- 2024/05/14
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東邦亜鉛<5707>、豪エンデバー鉱山の採掘子会社2社を譲渡
東邦亜鉛は14日、オーストラリア子会社のCBH Resources Limitedの完全子会社でエンデバー鉱山(ニューサウスウェールズ州)を採掘する同社子会社2社を、豪Polymetals Resources Ltdの完全子会社Cobar Metals Pty Ltdに譲渡すると発表した。譲渡するのはCobar Operations Pty Ltd と Endeavor Operations Pty Ltd。譲渡価額、譲渡予定日は非公表。取引成立後、株式譲渡で生じる売却益約18億円を特別利益として計上する見込み。
鉱山ポートフォリオの見直しの一環で、2020年初めから休山していたエンデバー鉱山の権利を譲渡する。両社を買収するPolymetalsが現地州政府に対して鉱山の原状回復義務を負うことから、東邦亜鉛は同鉱山の管理義務と閉山時の原状回復義務から解放され、将来の追加負担の可能性も抑制できる。
東亜亜鉛は2010年にオーストラリアで亜鉛・鉛鉱山を操業するCBH Resources Limitedを完全子会社化。同社は亜鉛・鉛を産出するラスプ鉱山とエンデバー鉱山のほか、2023年1月に採掘が始まったアブラ鉱山の権益40%を保有している。エンデバー鉱山は1983年に操業し、2003年にCBHが買収していた。