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M&Aトピックス
- 2024/06/26
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サイバーエージェント<4751>、「刀剣乱舞」などのゲーム・アニメ事業を手がけるニトロプラスを子会社化
サイバーエージェントは、「刀剣乱舞」に代表されるゲーム、アニメ事業を手がけるニトロプラス(東京都中央区。売上高40億円、営業利益12億9000万円、純資産75億8000万円)の株式72.5%を取得し、子会社化することを決めた。IP(知的財産)ビジネスを加速する狙い。サイバーエージェントはインターネット領域でエンターテインメントビジネスを推進しており、IPビジネスの世界展開を目指すニトロプラスとの相乗効果は大きいと判断した。取得価額は167億円。取得予定日は2024年7月1日。
ニトロプラスは2000年に設立。サイバーエージェントは子会社化後も、同社の社名と組織は現体制を維持し、現代表取締役で「刀剣乱舞」プロデューサーの小坂孝志(小坂崇氣)氏が引き続き社長を務める予定。
サイバーエージェントは無料動画配信サービス「ABEMA」の運営を主力事業とする。2021年12月に気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオのBABEL LABEL(東京都渋谷区)、2023年6月に2.5次元ミュージカル(2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とした舞台)の制作会社であるネルケプランニング(東京都目黒区)を傘下に収めるなど、IPビジネスの基盤強化に力を注いでいる。