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M&Aトピックス
- 2024/10/04
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サンマルクホールディングス<3395>、牛カツ定食店を中心に飲食店運営のジーホールディングスを子会社化
サンマルクホールディングスは、牛カツ定食店を中心に各種の飲食店を展開するジーホールディングス(東京都中央区。売上高92億2000万円、営業利益12億2000万円、純資産56億9000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。「サンマルクカフェ」、「鎌倉パスタ」に続く第3の飲食ブランドの確立に向けた投資を進めており、その一環。取得価額は112億円。取得予定は2024年11月中旬。
ジーホールディングスは傘下に、牛カツ定食店「京都勝牛」を展開するゴリップ(京都市)、「肉が旨い」をコンセプトとするカフェ「NICK STOCK」をはじめ、居酒屋、つけ麺・ラーメン店などを手がけるOHANA(愛知県刈谷市)を持つ。グループの各ブランドを合わせて、直営74店舗(いずれも国内)、FC(フランチャイズチェーン)43店舗(うち海外21店舗)を運営する(2024年7月末時点)。
サンマルクは2029年3月期を最終年度とする現行の中期経営計画で、既存業態の強化に加え、M&Aを通じた業態の多角化を推進中。このなかで今後も高水準が見込まれるインバウンド(訪日観光客)の取り込みや、海外進出の本格化をつながる和食業態の獲得を目指している。
サンマルクは「サンマルクカフェ」、「鎌倉パスタ」を中心に、グリル、寿司、和食、天ぷら、小籠包などの業態で20ブランドを展開し、国内に743店舗(2024年6月末時点)を持つ。