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2025/10/01

日本産業パートナーズ、三菱重工業<7011>子会社の三菱ロジスネクスト<7105>をTOBで非公開化

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日本産業パートナーズ(JIP)が設立した投資ファンドのLVJホールディングス2合同会社(東京都千代田区)は、三菱重工業のフォークリフト事業子会社である三菱ロジスネクストにTOB(株式公開買い付け)を実施する。株式を非公開化することで同事業の収益最大化や既存事業の収益力改善、物流ソリューションの強化を実現し、企業価値の向上につなげる。TOBの開始時期は2025年12月下旬を予定している。

TOBによる買付代金は約584億9800万円。買付価格は1株あたり1537円で、公表前営業日の終値1788円に対して14.04%のディスカウントとなる。

買付予定数は3806万68株(所有割合35.6%)で、下限は241万700株(同2.3%)。応募が下限に満たない場合は買い付けしない。

買付期間は2025年12月下旬から20営業日を予定している。決済の開始日は2026年1月下旬。公開買付代理人は大和証券。

三菱ロジスネクストはTOBに賛同の意見を表明したが、応募については株主の判断に委ねる。TOBが成立すれば、三菱ロジスネクストの東証スタンダード市場への上場は廃止となる。

三菱ロジスネクスト株の約64%を保有する三菱重はTOBに応募せず、LVJに約744億円で譲渡する。買収総額は約1330億円。その後、三菱重は議決権を持たない形でLVJに300億円を出資する。