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2025/10/02

ダイセキ<9793>、子会社のダイセキ環境ソリューション<1712>をTOBで非公開化

情報元サイト

ダイセキは産業廃棄物処理・土壌調査子会社のダイセキ環境ソリューションをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化し、顧客基盤の共有による事業基盤の強化や新規事業への取り組みの加速、親子上場解消による利益相反の回避といった相乗効果を見込む。

ダイセキ環境ソリューションはTOBに賛同し、株主に応募を推奨している。TOB成立後、同社は東証スタンダード市場、名証プレミア市場への上場が廃止となる。

業界の事業環境が、従来の廃棄物処理から資源再生に変化しているのを背景に、顧客基盤や資金、人材などの経営資源を相互活用するうえで、少数株主などによる制約を取り除く必要があると判断した。

買付価格は1株につき1850円で、公表前営業日の終値1157円に対して59.9%のプレミアムを加えた。買付予定数は775万4119株で、下限は所有割合12.3%にあたる206万7500株。買付代金は約143億円。買付期間は2025年10月3日から2025年11月17日までの30営業日。決済の開始日は2025年11月21日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

ダイセキ環境ソリューションは1996年にダイセキのエンジニアリング部門を分離独立する形で設立。2004年に東証マザーズ市場に上場し、2008年に東証1部に移行するとともに、名証1部に上場(2022年4月にそれぞれ、東証プライム市場、名証プレミア市場に移行)。

2023年10月には東証スタンダード市場に市場区分を変更している。